2025年1月12日より、第4回「きらめき彫刻祭 ~神谷病院出張展示会~」の展示が始まりました。この出張展示会のとりを飾るのは、北山翔一さんの作品です。
今回の展示は、昨年、台東区で行われたきらめき彫刻祭のなかで、北山さんが企画された「SUKIYAKI Fragments -黄昏の間-」(以下スキヤキ展)の神谷病院バージョンとして創られました。スキヤキ展とは、今は亡き彫刻家・朝倉文夫の邸宅(朝倉彫塑館)を会場とし、北山さんを含めた5名の彫刻家の作品などをスキヤキ鍋のように展示することで彫刻の持つ空間を押し広げる力を楽しむ企画でした。限られたスペースしかない神谷病院で、夕日色のカーペットと一緒に並べられた彫刻は、スキヤキ展とリンクし、その趣をかすかに感じさせる空間となっています。北山さんは「展示作品をみて何を象っているのだろう?なぜこんなものを作ったのかな?と想像しながら楽しんでほしい」とコメントされています。
〈 展示期間 〉
2025年1月12日~3月末予定
〈 展示場所 〉
神谷病院 本館(A棟) 外来待合スペース
東京都北区神谷1-27-14
彫刻家 北山翔一さん
当院の患者様を対象に病院内にいながら、若手アーティスト達の彫刻作品を楽んでいただきたいという理事長の思いからスタートした「きらめき彫刻祭 神谷病院出張展示会」。きらめき彫刻祭の発起人である村岡さんに快諾いただき、神谷病院の限られたスペースでどのように展示するか、きらめき彫刻祭をどう知ってもらうのかなどを話し合い、実現しました。
実際に展示が始まってからは、それまでの外来待合スペースと異なり、季節ごとに移り変わる彫刻を眺めて、あの作品好きだなと話したりする患者さんや職員の姿をみることが出来ました。北山さんの作品は、今年の3月末まで見ることが出来るので、楽しんでいただけたらと思います。
最後に、理事長の思いに応えてくれた彫刻家の中田愛美里さん、村岡佑樹さん、佐野藍さん、北山翔一さん、本当にありがとうございました。皆様のより一層のご活躍を期待しております!
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