一般病棟では発症・術後早期より充実したリハビリテーションを提供し、廃用症候群を予防します。
一般病棟は、急性期(大きな怪我や重い病気が発症してまもないため治療が必要な状態)の患者様に対し、心身状態を早期に安定化させるための医療を提供する病棟です。
当院の一般病棟には、整形外科領域の手術を行う患者様が多く、術後の回復が「Safety」「Smooth」「Speedy」に行えるよう、「術後早期離床支援チーム」を編成し、医師の指示・監視下のもと積極的にリハビリテーションを行っています。
一般病棟の入院は手術前後か発症からまもない時期のため、寝たきりに近い状態が続くと、筋力や体力、認知機能の低下といった廃用症候群発生のリスクが高まります。さらに病態が急変するリスクも高くなっています。
これらのリスクを管理しながら早期離床することは、廃用症候群の発生を防止すると言われています。そのため、当院の術後早期離床支援チームは担当医と緊密に連携し、術前から術後のリハビリテーションを想定した介入を行い、術後は主治医とのカンファレンスを開催し、後療法の方向性を決定し、早期よりリハビリテーションを実施しています。
38床
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
生活の中での基本動作やトイレ・入浴動作、立位・歩行動作に対するリハビリテーションを行います。
食事や入浴などの「日常生活動作」、字を書く、物を運ぶなどの「応用動作」、復職や趣味の活動などの「社会活動」の獲得に向けたリハビリテーションを行います。
また、認知症に対するリハビリテーションも実施しています。
言語や聴覚に関する障害を持つ人々に対して、発話や聞き取り能力の向上・言語理解やコミュニケーション能力の改善などを目的にリハビリテーションを行います。また、呑み込みがうまくできずに食事が困難になった方への嚥下機能改善のためのリハビリテーションも行います。
運動器疾患 |
|
---|---|
脳血管疾患 |
|
運動器疾患 | 75% |
---|---|
脳血管疾患 | 5% |
廃用症候群 | 20% |
他の記事を見るOther
ページトップ